菊池質子著「誤解されているソルフェージュ」(カワイ出版)に絶対音感についての記述がありました。
子ども達に本当に身につけさせたい絶対音感法ピアノ先生、私 専門外ですから、ここでは1項目に書かれている内容をさらっと紹介します。
音楽早期教育が叫ばれだしたのが、昭和20年半ば頃で、絶対音感をつけることの絶頂期であったそうです。その背景にお母さん達が自宅で日夜子どもに和音を叩き込んだというのです。またその頃の訓練は非常に機械的だったそうです。
絶対音感をつけた子ども達はやがて音楽専門家となって活躍されているのですが、異口同音に「絶対音感があるからといって、良い音楽が演奏できると限らない」と断言。
音楽的演奏とは切り離なされているということでしょうか。
音大受験には役に立てども、反害もあるようです。その中の一つに、徹底的に平均律で耳が訓練されてしまうと、
純正調が狂っていると感じてしまう・・
弦楽四重奏のハ-モニイが気持ち悪い・・
私には???
それでは音楽を楽しむどころではないです。
相対音感を鍛えた方が良さそうですね。